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21.06.12お知らせ
雨漏りについて
梅雨に入り、今年は空梅雨ぎみではありますが雨漏りについてご紹介します。
まずは、屋上やベランダからの漏水について。
台風時などに物が飛んできてシート防水に穴が開いたりする場合もあります。
こちらは経年の劣化によりシート防水のジョイントが剥がれてきているのと、施工時の重ね幅不足による剥がれが見られる。
鳥害と思われる被害。このように鳥が防水を破ってしまうことも。(おそらくですが)
シート防水に破れなどが見られる場合は、漏水する可能性がかなり高いので、防水のやり替え工事が必要となります。
塗膜防水でも下地のひび割れの発生から塗膜が引き裂かれ、漏水する場合も。
塗膜防水はジョイントがなく、劣化部分が少ない場合は、ひび割れした部分だけに防水を塗り重ねて補修することも出来ます。
次は外壁からの漏水事例を。
外壁にひび割れが発生し、強風時は特に漏水の可能性が高くなります。
外壁ではシーリングの劣化からの漏水もあるので、シーリング切れや外壁のひび割れはこれから夏になるとゲリラ豪雨や台風などもある為、早めの補修・対応が必要になります。
次は防水ではなく板金屋根でよくあるんですが、樋の詰まりによる漏水です。
写真のように樋の中に排水ドレンがあるんですが、ここがドロや落ち葉などで詰まってしまうと、降水量が多い時は排水がうまくできずオーバーフローして漏水することがよくあるので、樋の掃除は定期的に行う必要があります。
下の写真がオーバーフロー管(排水用のドレンとは別に外壁側に付いている管)というものですが、ここから水が出ている場合は樋の中が詰まっている事が多いので、掃除の時期の目安にして下さい。
まだまだ梅雨ですので、建物を守る為にも早めの対応を行うことをお勧め致します。
雨漏り・漏水の際は調査・補修を出来る限り早急に対応しますので、気軽にお問い合わせ下さい。